ご存じの方もいるかもしれませんが私は、レオナがKOFに初登場した1996年からずっとレオナの同人誌を作ってきています。
途中、同人活動自体を休止したり、他の作品(アイマスとかストライクウィッチーズ、真・三國無双とか)メインで活動したりしてるので、
28年間ずっとレオナってわけではないのですが…。
ちょっと思うところがあって、「なんで私がレオナとハイデルンが好きなのか」という事について書き連ねてみようと思います。
私はオタク友達にも萌え語りを一切しないで生きてきたので(恥ずかしいから)、ここで初めて思いを表明する事になります。
「KOF94」稼働時、私はまだ幼かったのですが、ハイデルンっていう人カッコいいなと思っていました。
当時めちゃくちゃ人気のあった京の魅力がよく分かりませんでした。いやな子供ですね。今は分かるよ。
ボスのルガールと因縁があったのがハイデルンだった為(妻と娘と右目を奪ったのはルガールのジェノサイドカッターです)、
「このゲーム…主人公ハイデルンじゃね!?」と思っていました。今でも思ってます。
でまあ時が流れて「95」では庵の登場です。この時の同人界隈は京×庵か庵×京かで刃傷沙汰が起こるほどの人気でしたね…。
ここはサラッと流しまして、ついに「96」です。レオナがハイデルンと入れ替わる形で初登場。
当初私は「ハイデルンいないじゃん!!!!」とショックを受けたものの、レオナが可愛すぎて全てを許しました。何様だ。
開発陣は否定しているものの、当時流行っていた「エヴァ」の綾波レイとレオナの類似点については看過できるものではありません。
でもまああのころ綾波に影響を受けたキャラクターなんてザラにいたので、その辺は気にしなくてもいいのに、と思います。
私は「エヴァ」も好きで綾波も好きなので、病的にまで無口なレオナがストライクゾーンど真ん中だったわけです。
そして「エヴァ」のゲンドウポジションがハイデルン、という事で、私は全てを理解しました。
「このレオナって子は、ハイデルンの為なら死んでもいいと思っている」
「他に生き方を知らない子だ」
「何ならこれは…ヤッてるかもしれない…!?」
↓
ハイデルン×レオナ思想の爆誕した瞬間です。
簡単に矢印で表してしまいましたが、この矢印にはたくさんの萌えが詰まっています。
ハイデルンの大切なものを奪ったルガールは「オロチの血の力を不完全ながら手に入れていた」事から、
レオナはハイデルンに負い目を感じていると思います。
レオナは、「自分の(血の)せいでハイデルンが大切なものを失った」と思ってるのではないでしょうか。
それでありながらハイデルンはレオナにめちゃくちゃ優しいじゃないですか……。
この愛憎入り混じる状態が、大きな萌えポイントです。
96年当時の怒チーム同人界隈だと、レオナはラルフとくっつけるのがトレンドだったように思います。バンダナ効果は絶大だった。
私は唯一のハイデルン×レオナサークルとして、周りの方のご迷惑にならないようひっそり活動していました。
時は流れて、「99」でウィップが登場しました。
ここでカップリング解釈の転換が起こります。
「ムチ子呼び問題」です。
ラルフがやたらウィップにちょっかいを出す事から、ラルフはウィップとくっつけるのが正しいのでは…?という意識が浸透していったように思います。
そこで相手もおらず手持ちぶさただったクラークがレオナのお相手としてフィーチャーされる事になった……、
ような気がします。
違ったらごめんなさい。
ウィップに関するカップリングの可能性は無限大なので(K'もいるしクリザリッドもいるし…)私もよく把握できてないです。
話が逸れましたが、とにかく私はオンリーワンサークルとして細々頑張っていたわけなんですけども、
ありがたい事に、「私の同人誌の同人誌」(つまり三次創作)を作ってくださる方などもいて救われました。本当にうれしかったなぁ…。
レオナは近年、人間らしさを取り戻して大変喜ばしいのですが(変な親心)、
新劇場版綾波よろしく「ぽかぽか」しすぎな気がします。
もっと…もっと病んでて、ハイデルンの存在しか生きる理由がないくらいの、
いつ死んでもいいくらいの、ハイデルンの為に死ねるくらいの感じが好きでした。
最近のレオナしか知らない方にはきっと、クールな女軍人としか思われてないんだろうな…と思うと複雑な気分です。
これは俗に言う「公式との解釈違い(笑)」ってやつなんでしょうが、
実際、公式の打ち出してくるレオナのイメージが、明らかに96年当時と違ってきてるので、
私が若干の違和感を覚えるくらいは許して頂きたい。
あと4096行くらい語れそうですが、さすがにやめておきます。
わー、長い事レオナファンやってきましたけど、初めて萌え語りしました。
これ、公式から定期的に供給される類のカップリング推しの方、楽しいだろうなぁ…。現在進行形の漫画とかアニメとか。
私は、レオナとハイデルンが同じ画面に映ってるだけで同人誌作れますからね…、おめでたいですね…!
というわけなので、次のコミケもハイデルンとレオナの本を作りますよ。
布教なんて大層な志を掲げて活動しているわけではないので、ほんと、気が向いたらちょっと読んでくれたらうれしいです!
以上、佐倉まふみ人生初の萌え語りでした。
読んでくださった方ありがとうございました。